2001年宇宙の旅と勧進帳パリ公演のバッティング
同時放映で困りました。
タイトル通り、「2001年宇宙の旅」(BSハイビジョン)と勧進帳パリ公演(NHK)が見事にバッティングしよりまして。
どちらか録画してどちらかをリアルタイムで観る、、、ということが、うちの場合できないのですCATVの箱(チューナーと言え)からの配線の関係で!!
結局勧進帳の方を1時間見て、その後2001年ーの方を見ました。
(レオンと真澄もこの舞台裏から出て行ったのね、とかあっちの方向のことを時々考えてしまいつつ)
2001年ーーの方は2回目なんですが、何度観ても、音楽も映像も音もすごいもんだ・・・・・。2回目なのに、体にものすごい緊張感が走ります。見終わった時、肩も頭も痛くて大変でした。
そういえばボーマンは極めて冷静にHALとの対決をしてくれますが、謝罪し続けるHALへの断罪はボーマンの冷静な判断?それともHALの言うように興奮からの報復行為?
HAL見てると、「交渉人真下正義」(のクモ)が観たくなります。っていうか、反対か、クモ観たあとHALか。(誰だザクなんて言ってるのは。でも本広監督だからありか…)
クモ・HALつながりを深く突っ込んでくれてるサイトはどこかにないのかしらん…とネットで探していたら、いくつかあった「交渉人真下ー」のレビューで、結局犯人が誰かわからないのが消化不良、という声が多くてびっくり。えー私は一向に構わないですけど?それは攻殻機動隊が好みだというのと関係があるでしょうか(笑)ていうか、真下(の犯人)ってすんごくあの世界テイストだと思うのは私だけ?
ええと…明日は頑張ってマンガの続きを進めたいとおもっておりますはい。雷が鳴らなければ(TT ※市内に落ちて火事いったとニュースが言ってた(←日本語おかしいしかも方言混じり)
コメント
「2001年宇宙の旅」いいですよねっ!
私もDVDで何度も観てます。もう回数が分かんないくらいに(笑)。
A.C.クラークの小説版も、読み返し過ぎて本がボロボロに…。
>HALへの断罪はボーマンの冷静な判断?
映画では作業中、ボーマンは無言でしたね。でも、作業が進むにつれ呼吸が荒くなっていく様に見えます。これはおそらく、彼の内心の葛藤を表してるのではないでしょうか。決して冷静に(あるいは冷淡に)作業をこなしている訳ではないと、私は思います。「自分が生き残る為、また任務遂行の為にHALを『殺す』のも止む無し。しかし、いざ実行に移すと予想外につらい。」という感じではないかと…。
あああっ、DVDをもう一度観たくなってきました。
このコメント投稿後、ひとり上映会の開催決定!!
投稿者: のぶりん | 2007年6月 9日 21:37
なるほど!
葛藤もあったんですね〜
私は、同僚がすっ飛ばされる→後を追いかけ回収→閉め出される→やむなく同僚を手放し、非常口からの侵入…で腹立ててるのかな〜と思いきや、ポッドから射出され壁にぶち当たってレバーを廻す時間なら真空中でも耐えられると冷静に計算して実行するあたりで感心しきりでして。…でもよく考えてみれば、こんな一大プロジェクトに派遣されるような人だから当然といえば当然ですな。
HALに、「歌ってくれ」と最後に言いますよね。あれ、どういう気持ちで言ったんだろう〜〜
そういえば、ボーマンの人柄をちょっと冷たく感じてしまったのは、外見もあるかも?
投稿者: DORA | 2007年6月10日 23:50
DVD観直しました…が…あの場面ボーマンは余り息を荒げてませんでした(←おいっ!)。あれれっ?大丈夫か私の記憶力(泣)。小説版ではボーマンが苦しむ描写があるのですが、それと混同してた様です。
>腹立ててるのかな〜と思いきや
そうですよね。激怒してるはずなんですけど、それを押さえて冷静に生存可能性を探る。何と言うか…映画製作当時の、米国的タフネスの理想像なのでしょうね。「ライトスタッフ」ってやつでしょうか。
>HALに、「歌ってくれ」と最後に言いますよね。
あれは印象に残る場面ですよね~。何であんな事、言っちゃったんでしょう彼は(笑)。ストレスが限界で、何も考えずに返事したんでしょうか。サディスティックな目的では無いと思うのですが…。言った後、激しく後悔したと推測。
ボーマンとHALの対決を見る時いつも思うのですが、ヒトって不思議な生き物ですよね~。ボーマンのやっている事は言わば「プログラムの削除」でして、なんて事無いはずなんですけどね。でも、見ててつらい。「ぬいぐるみが可哀想で捨てられない」とか、そういう強烈な共感能力を持つ動物はヒトだけだと思うんですが、何故そんな風に進化したのかなぁ…なんて考えだすと、思考が時空の彼方へ飛んでいっちゃう危険な映画です「2001年」は(笑)。
投稿者: のぶりん | 2007年6月11日 22:11
小説の方のボーマン苦しんでましたっけ(忘れた…)
>歌ってくれ
別れの歌というやつなんでしょうか…
>「ぬいぐるみが可哀想で捨てられない」
そういう感情を持てることって結構好きなんですけど、恐らく自分の感情の投影ではあるんでしょうね。
そうかーHALに手を下すことは、ある意味人間を倒すよりも辛いかもしれませんね〜
投稿者: DORA | 2007年6月12日 22:08