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ANIMAX-バイファム44話感想

「大宇宙のうた」感想です。
いつも感想でないような感想を読んでいただきありがとうございます。
今日も感想になってないかもしれませんすみません。

ようやっと地球軍とコンタクトが取れましたな。今までも地球軍とはコンタクトが何度か取れたし接触もできていましたが今回は違う。両親がいることがわかっている相手ですから、うれしいですな。(というか、でないと子供達にとっては地球軍でも意味がなかったというか)
「パパ!一瞬の再会」で、一時劣勢に立たされた地球軍の前に現れて捕虜奪還に寄与したことで、どうやら「地球連邦の英雄」認定されているようですな。子供達と一緒に長い旅をしてきた視聴者にとって、大いに溜飲が下がったのではないかと。

ククトの戦艦内が初めて描かれるシーン。もう殆ど地球と同じですな。
「RV隊」っていうところが「機動攻撃隊」になるだけなのね。
でもってひさびさにルザルガ登場。…ARVってどういう運用の仕方されてるんだろうわからん…所属によって機体が違うんじゃなかったっけ?
ギャドルって普通に宇宙でも使えるんですね。いやなんとなく宇宙のワオキツネザルが想像できなかっただけなのですが。

荷物整理で思い出話。エロ本・バンダナ・フレッドのバッグ。髪の色も同じだし、マキがバンダナするとケイトさんっぽい。
それにしても。
エロ本、3回も4回も見たのかスコット…っていうか、思わず正直に口走ってしまうところがクレアにも憎めないいいところなんでしょうな。

ギャラクレーってやっぱり、そういう意味なんですか?(笑)
でもはまってるっちゃ、はまってる名前だと思うんですけど。言われないとわかんなかった<「ギャラくれー!」

ジミーのお父さんとお母さんがもういないってこと、いつの間にみんな知っていたんでしょう???そんなエピソードなかったですよね?でも、それでよかったような気もしますな。事実を知る過程を描くより、そのあとどうするかを一生懸命言ったり考えたりしているところを描いてくれる方が。

似顔絵をうれしそうにバッグにしまうジミーが切ない。

地球人の中でやっていけるかどうか、リアルな心配をしているカチュアに対し、ぼくたちが付いている、とロディ。ロディはロディで、まだ戦地であるククトに残る危険を考えてのことなんでしょうが……。孤児となって寄る辺ない見知らぬ土地で暮らす不安って、本人の身になってみないとわからないでしょうな…。

でもってミューラァ。
軍法会議もの。もちろん本人だって知らなかったわけではないでしょうが。
しかし「ククトニアン軍人としての、私の信念の問題」信念のためには軍規違反お構いなしなミューラァ。
ミューラァはバイファムさえ倒せればあとは軍法会議に掛けられようが自分がどうなろうがもうどうでもよかったんでしょうか。それともここで戦功を上げれば軍は自分を認めてくれると思っていたんでしょうか。私は恐らく前者だと思っていたんですが(ちょびっと後者の方も思っていた)、アイゼルは後者だと思った、ってことなんですかね。<「ヤツは甘い」「(軍規違反も平気でやってしまう)今のやつは、パイロットランプくらいの価値しかない」って評価になるということは。
【翌日追記】いや、違う、ミューラァの考え方がわかっていたんですな。「戦場に屁理屈などいらん(通用せん、だっけ?)」と言っていたんだった。蒙古襲来の時に、鎌倉武士が「やあやあ我こそは…」と名乗りを上げてる間に攻めかかられたっていうの思い出すなあ。要は個人的信念やら美学やらいらんぜよ、と。……確かに正しい(TT

でロディとミューラァの最後の戦闘。
ミューラァとロディそれぞれ上下逆の構図が、宇宙戦闘を感じさせていいですなあ。

ククトニアンは元々地球を侵略する意志はなかった、とミューラァが言いますが、これってどういう意味があるんだろう…。えっ、ほんとなんですか、とスコットも言ってますが、しかし先住民を追い出してベルウィック・クレアドを植民星化したのは地球側だということを、ラレドによって子供達は既に知っているんじゃなかったっけ?

「しかしこのままでは、味方を巻き添えに」と言ったのは少尉でしたな…
そういえばデュラッヘが出て行ったときは、周りはギブルでしたね…デュラッヘってギブルとの親和性が高いっていうか、殆どギブル専用管制機なんだろーか。

ええと…。
あとの解釈はコマンド0読んでいただくということで(おい)←文字にするの疲れたらしい

とりあえず、ミューラァの存在は、カチュアの決意に大きな影響を与えたものと思われ。

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コメント

組織に使い捨てにされるミューラァ、その姿が観ていてとてもやるせない。
「だから言わんこっちゃない。」と、歯ぎしりしつつの鑑賞です。

>アイゼルの思惑
確かにミューラァは組織の一員として「使えない」人物かもしれませんね。
しかし、いくら使えないヤツとはいえ自分の部下を標的代わりするとは、このアイゼルっておっさん最悪。横で笑ってるオタお前も最悪。バイファムの登場人物には珍しく、分かり易い悪役ですね~私、歯ぎしりが止まりません(笑)。

>リアルな心配をしているカチュアに対し
「俺達と一緒に来ないか?」ではなく「俺と一緒に行こう!」と言えば、カチュアはついて来てくれたのではないか?と想像する、おっさんマインドな自分がいやになるこの頃です(笑)。

>ラレドによって子供達は既に知っているんじゃなかったっけ?
確か、知っていたと思います。ケンツが「地球軍はそんな事しない!」って抗議する場面があった様な…スタッフの方、またまたやっちゃったのかしら?

カチュアに「俺の様な生き方はするな。」と言い残して消えて行くミューラァ…自分の生き方は最終的に破綻してしまうであろうと、以前から薄々感じていたんじゃないかなぁと思ったりもします。

 あー。
 3/1から新しい職場で仕事を始めまして、へろへろになっていたら肝心な話へのコメントしそこねました……。
 別に忙しい訳ではないんですが、慣れない職場っているだけで気疲れしますですはい。

 とりあえず、宇宙のワオキツネザルに笑いました(笑)。

>のぶりんさま
>組織に使い捨てにされるミューラァ
そうなんですよね…最後の方になると、自分でもわかっていたはずなんですけどね。破滅型っていうか(苦笑)死なばもろとも、って感じで(^^;

>最悪二人組
人としてどうよ、という。
要するに位うち(位をやってお茶を濁す)をしても賞をやって遠ざけてもうるさく付いてきたので、これを好機とばかり闇に葬ろう、という。問題あるなら誤魔化しや嘲笑じゃなしに、ミューラァを真摯に説得してほしかった。…ミューラァがその説得に納得するかていう話もありますが(^^;

>自分の生き方は最終的に破綻してしまうであろうと
不安定な自分の置き所を、確実なものにしたい、という思いで今まで生きてきているはずなので、前線から外されたときに、持っていた不安が現実のものになった、って感じでしょうかね。でもって破滅に…
私、あの42話から44話のミューラァって、ある種の狂気を感じるのです。司馬遼太郎の「項羽と劉邦」の中で、最後項羽が敗れて四面楚歌な時に、もうおしまいだとわかっていながら、そのくせ自分が死ぬなんて考えられない、みたいな…。理屈では考えられないような精神状態だったんじゃないかな〜と。
…妄想です。
決してその方がドラマチックだから、とかでは〜〜〜(^^;

>深度さん
お疲れ様です!

>へろへろ
わかります。私も感想はよほど決心してかからないと書けませんので。またお元気な時にでも、コメントしていただけたらうれしいです。強制じゃないですほんとです。

>宇宙のワオキツネザル
…全身茶色だからなんとなく違和感があるのかも…鼻も黒いし…。
きっと太陽電池で動くんですよ。で電池が切れると太陽に向かってhttp://pya.cc/pyaimg/pickpimg.php?imgid=26273
…吸い取られてます。

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