エウレカがカチュアに似ている?カチュアがエウレカに似ている?
アニメ好きな方はご存じだと思いますが、「エウレカセブン」の「エウレカ」。
エウレカがカチュアに似ている、という発言をネット上でよく見かけます。
私はエウレカは見てないので、外見だけ見て似てるか似てないか判断つかないというか、外見的共通点が「髪の毛が緑色」というだけなのでここで真偽は述べません。
私が注目するのは、
「エウレカはカチュアに似ている」
「カチュアはエウレカに似ている」
この似て非なる文言です。
意味としては、次のように読み取れます。
「エウレカはカチュアに似ている」→オリジンはカチュア 時系列的にカチュアが先
「カチュアはエウレカに似ている」→オリジンはエウレカ 時系列的にエウレカが先
「エウレカとカチュアは似ている」なら、何の問題もないのですが。
私はカチュアが20数年前のアニメの登場人物であることを知っているので、2005年作品の登場人物であるエウレカとの比較において、
「カチュアはエウレカに似ている」
という文面(かなり多い)を見ると、片っ端から訂正にまわりたい衝動に駆られるのです(笑)
「カチュアがオリジンであるぞ」と。
でも最近、気付いたのです…。
「カチュアはエウレカに似ている」
この文には、三つのパターンがあるようなのです。
一つは、そのままの意味。勘違いです。今ANIMAXでやってるカチュアを見て、その前にやっていたエウレカの方がオリジンであると思いこんでしまう。「なにこれエウレカのパクリじゃんー!」と、サンライズに抗議した、などという笑えない話まで。ほんとだったらサンライズ困っただろうなー。私なら烈火のごとく内心怒りながら、恭しい長文の返答を送りつけるでしょう(余談)←きっとネタなんでしょうけど、あまりに助詞の使い方がおかしい記事が多いので、マジなんじゃないかと思ってしまう。
もう一つは、エウレカファンの主観による発言です。後から見たカチュアを他者と感じ、そのような表現になることがあるのかもしれません。
もう一つは、……日本語使えてない(何も考えてないし深い意味はない)
どーも、これが存外多い気がして一番ショックっていうか愕然通り越して笑えてきます。いや、私の文だって、ほめられたものではありません。ないんですけど…
たかが助詞、一音のこととはいえ、180度違う意味になってしまう(=知らない人に誤解を与えてしまう)んですから、どうにかしてほしい、と思うのがファンの心。
ちなみに、エウレカの制作スタッフが雑誌の中で「エウレカの後半は、銀河漂流バイファムのカチュアへのオマージュ」と発言していた、というブログ記事を読んだことがあるのですが、どこのブログだったか…。どなたか知っている人がいたらぜひ教えていただきたい。