今度のマンガの新キャラクター設定
今度のマンガの主人公となる新キャラクターの設定です。
…描いている途中から「…キートン先生じゃん(浦沢直樹「MASTERキートン」)」と気付いてましたが、これになります(苦笑)
うだつのあがらなそうな普通の青年、を描こうと思ったらこうなっちゃったんですよねえ。
まあ、でもかなり描きやすいキャラになったと思います。
髪型がオルガくんとよく似てますが、鼻のカタチが違うので、別人だと一応はわかっていただけるかと(笑)
以下ビジュアル以外の設定。
早くに両親を亡くして天涯孤独の身。
親戚…じゃなくて里親のうちではかわいがって育ててくれたんだけど、いつまでも世話になってるわけにもいかないと、早く自立するために軍に入ります。
最前線でないとはいえ、なんだかものすごい部隊に飛ばされてしまい困惑の日々。
上官はものすごい機動兵器乗りなのに、周りからはよく思われてないのが彼には不思議でなりません。
周りが上官の陰口をたたけばたたくだけ、なぜか内心上官贔屓になっていきます。
しかしある日地球人を追っていった上官は行方不明になってしまい。
みたいな感じ。
悪口を聞けば聞くほど反対にその人の贔屓になっていく、というのは、私が大好きな作品「項羽と劉邦」にあるエピソードでして。劉邦の故郷の地では、劉邦はよく思われていませんでした。しかし紀信という人物だけは、劉邦の悪口を聞けば聞くほど、なぜか劉邦贔屓になってしまい、最後には自ら劉邦の身代わりになって命を落とします。
…身代わりはさせませんけど。紀信ほど剛毅な性格ではありませんので(笑)
コメント
こういう素朴な人、好きです(笑)。
雑談なんかでも、全員が悪口言ってる中、ひとりだけ「そうかなあ~」とか黙って思うんだけど、はっきり反論も出来なくてなんかもにょってるだけという、そんな風景が浮かびました(笑)。
投稿者: 深度測定長 | 2007年1月 5日 02:21
お、名前を考えていたら深度さんのコメントが…
全くその通りなのです!すごい!なんでわかったんですか〜〜!?ほんとにそんな場面考えていたんですけど。
っていうか、いっそ深度さん書いてほしい(おい)
普通の青年の方が表情豊かに描ける(顔崩しても大丈夫、っていう・笑)ので、今回そのあたり楽しみなのです。
が…
一番最初の場面、母星ククトに立って、おおおーって感動もするんだけど、なんか大変なところに来ちゃったなー
…と思ってたら、しんじーん、ぼやぼやしてないでほにゃららら〜〜と後ろから早速罵声が。
…で既に悩んでますよ。ほにゃららら〜って何だ。
そういえば、上官って、本編でも一度ミューラァが訓辞してましたが、ああいったものはちょくちょくするんでしょうかねえ?
投稿者: DORA | 2007年1月 5日 02:45
ふふふ、実は私にはテレパシー能力があるのです。
……嘘です。何となく思っただけです。私もびっくりです。
>最初の場面
えーと確か、転勤の時は、現地に着くと、まず真っ先に当直の士官に「着任しました」って申告します。
新人君は降り立った途端、ククトの風景に目を奪われてボケっとつっ立ってたから、輸送機を迎えに出てきていた当直士官に「はよ着任報告しろバカモノ」みたくに怒られた、とか、そんな感じ?
訓辞は……どうなんでしょうねえ。たとえば、何かの行事の時とか、すごい重要な作戦前とかはやるみたいですが、あとは個人の好き嫌いと思います。
むしろブリーフィングとか、そっちのほうが多そう。
投稿者: 深度測定長 | 2007年1月 5日 18:26
>うだつのあがらなそうな普通の青年
いいですね~こういう人物は(笑)。
個人的に大好きです、こういうキャラクター。
ククト星は自然環境が厳しそうだし、新人で軍務は大変そう。
そもそも彼、戦闘に向いてなさそうな雰囲気だし(笑)。
ちょっと心配ではあります(←余計なお世話だ)。
とにかく…頑張れ青年!君の活躍に期待する!
投稿者: のぶりん | 2007年1月 5日 21:35
深度さんといいのぶりんさんといい、いいとこ突きますなあ。私の設定画がいいからかしら…とボケてみる。
なるほど、着任報告ですね!助かります!
なんか既に手取り足取りな感じですみません(^^;
>訓辞
本編のミューラァの檄は、もしかして訓辞じゃなくてブリーフィングだったんでしょうか…
困るなあブリーフィング。ちょっとばかり専門用語使いたい感じですけれども…そのときまたご相談いたしたく!(TT
>のぶりんさま
>個人的に大好き
ありがとうございます〜。きっと最後までかっこはよくないキャラだと思いますが(笑)いいキャラにしたいなとは思うので、また応援下さい〜〜
しかし
>戦闘に向いてなさそうな雰囲気
…まんまそうでございます(笑)
道草に迫るいい感じのお話にしたいなと思っておりまする…。といっても今のところあまりにも全体像が漠然としているんですけど…
overdriveの時の方式で漠然としたまま進めて細かいところをそのときそのときの感覚で作っていくか、それとも最近のもののように、進める前に全てのセリフを書き出してしまうか…う〜む。overdrive方式は勢いは出るんですけど、ある意味賭けな部分があるからなあ…とちょっと迷っておりまする。すぐにでも描き始めたい意欲はあるんですけどねえ…
投稿者: DORA | 2007年1月 6日 01:24