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バイファムは Z-80 で動いている【追記】

「バイファムは Z-80 で動いている」で紹介した記事のサイトの方が、更に説明を加えてくださいました。

参照:raurublockの日記「Z-80 で動くバイファム」

深度さんが遊んでたMZ80Kも、Z-80みたいですね(後ろKじゃなくてBだけど)

PUSH AF とか CALL とか POP AF とか RET とかいった Z-80 特有のプログラム用命令が入っています

そうそう、OPはあまり確認しなかったのですが、何話だったか本編でブリッジのモニタを見てるとき出てくる文字に、プログラム用語らしきものが出てきてるな、とは思っていました。あ、クレアとマキとペンチが、ジェイナスの発進マニュアルを勉強している時だったかな…でもまさか、実際に使われているものをちゃんと使ってるとは思いもしませんでした。テキトーに指示を英語で書いてるもんだとばっかり(テキトーに書いてたのも確かにありましたけど^^;)

そういえば、ガンダムをつくったトミノさんが、ガンダムがリアルロボットらしからぬSF設定だったことにコンプレックスがあって、ガンダムを失敗作だと感じている云々という内容のブログ記事を最近どこかで……見たんですけど、参照先が……履歴見たんだけど見つからないので紹介は省きますが、とにかくロボットアニメは、ガンダムで大気圏突入いきまーす・ホワイトベースが空中飛んでるぜ!っていうのがフツーで技術なんかもファンタジーだぜ!な世界だとむしろ思っていたので、バイファムの作中で使っている用語も造語ばかりなのかと思っていました。でもジェイナスの発進で使われたりする技術関係用語調べると、案外と造語少ない…っていうか、殆どないんですよね…。
それだけでも驚きだったのに、モニタの中なんて、そんなセリフに出てこないようなところまで実在のものを使っていたとは目から鱗。スタッフの中のコンピュータおたくは誰だったんでしょうか。
でもまあ、船やRVを動かすための技術を習得していく過程を描くのも一つの目的だった作品なので、そのあたりよく知ってるプロが必要だった、ということはあるんでしょうか。

「国連軍がククトニアン相手に苦戦したのは Z-80 なんか使ってたからだ」

大爆笑。リアルタイムではそんなやりとり(?)まで成立していたとは。
いや〜なんか、こういう話を聞くと、当時の状況全てが懐かしくなってきてしまいますなあ……。(ただのトシですか)

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コメント

>「国連軍がククトニアン相手に苦戦したのはZ-80なんか使ってたからだ」
ふと思い付いたのですが、地球軍のPCがエクストラ力線の影響を受けなかったのは、原始的なZ-80を採用していたからでは?
だとするとZ-80がジェイナスと地球軍を救ったと、言えなくも無いような・・・・・
そんな結論で良いのでしょうか(笑)。

28話のジェダのセリフ、
「あなたたち地球のコンピュータはどうでしたか、狂ってしまって、困ったでしょう」
「ほう、我々のとは、システムが違うようですね」
…中でZ-80が動いていると思うと、このセリフ、笑えて仕方なくなるのは私だけでしょうか(爆)

まじめに考えてみると、この場合は機械が狂うので、プログラムレベルのことではなくて、きっとジャミングっていうか妨害波とかそういうレベルの話だとは思いますが。そういえば音で植物の生育が促進されるという研究もありますし、あのリフレイドストーンは、何らかの波を出すものだったことは間違いないわけで、地球のコンピュータが狂わなかったのは、波長が合わなかったってことなのかなあ…なんて、科学はからっきしなので適当なこと言ってます(笑)

いや、すみません、29話の間違いです。このセリフのやりとりのとき、ミューラァが脱走したっていう連絡が入るんだった確か。

私も科学及びPCについてはド素人なので思い付きでコメントしてしまいましたが、なるほど、プログラムと機械の区別がついておりませんでした。
「最新技術なら良いってもんじゃないよ。スローライフ万歳!!」という怪しい結論へ強引に持っていこうと目論んでいたのですが(←オイ)。

話が変わりますが、昔ファミ○ンにキーボードを繋げたファ○リーBASICという物がありまして、これが確かおもちゃのロボット(ミニカーだったかな?)を自分のプログラムで動かせた様な記憶があります。
「Z-80で動くバイファム」って、そんな感じなんでしょうか。
ダメだ・・・それじゃ、デュラッヘに勝てない(笑)。

>スローライフ万歳!
余談ですが私もある意味今すろーらいふな生活を送っているのですが、ゆとりのある生活はいいですよ…いや、ゆとりといっても時間的・金銭的余裕ではなく、心のゆとりですが。それを極めていくと大変シンプルで無駄のない生活になるんですよね〜。というわけで、シンプルなのはいいことだ…(?)

>おもちゃのロボット(ミニカーだったかな?)を自分のプログラムで
そんなのがあったんですか!それは楽しいだろうなあ〜〜。ロボット選手権(だっけ?)に出てるロボットも、構造(動作)とプログラムと操縦ですもんね…

>デュラッヘに勝てない(笑)
(爆笑)

そういえば子供達がボギーやRVに、ある意味大人達より適応したのは、当時の大人達と違い、幼い頃からコンピュータ言語に親しんだ教育環境によるという話もありましたね。今の子供達が苦もなく携帯やゲームを操るのと同じでしょうか。

ちょっとプログラムから話が外れますが、私は脳内設定(笑)で、デュラッヘのあの奇抜な動きはオートではなく、ミューラァのオリジナルというか、いわばマニュアル操作(手動操作)だったんじゃないかと思っています。メーターが振り切れようが力学に反しようがかまわず限界ギリギリの操作をするミューラァくん、かっちょいい〜〜!という想像です(←…ほっておいてかまいません)
でもって、子供達のうちでもコンピュータ慣れしていないはずのロディがバイファムであれだけ善戦できたのも、ロディのマニュアルな部分というか、手動のゆらぎがククトのオートな(ククトの方が自動化においては地球より進んでいたとして)部分に勝ったのではなかろーか、とかとか。

多分デジタルの正確さを最大限に発揮するためには、正確な操作が一番必要なんでしょうね。飛行機の操縦で一番コワイのは、人間のミスだ、という話なので。だからどんどん自動化されていくのでしょうが。しかしこれは安全第一な航空機に言える話で、勝つか負けるかがかかっている時、しかも運動・機体性能・コンピュータの性能がほぼ互角だとしたら、あとは操縦技術しかないんじゃないかな、と。コンピュータの期待(予測)を裏切る人間のゆらぎの部分が、勝負に関わってくるのかな、という…。いや、不純な妄想から派生した素人りくつですが…(^^;

>デュラッヘのあの奇抜な動きはオートではなく、ミューラァのオリジナルというか、いわばマニュアル操作(手動操作)だったんじゃないか>長い引用ですみません(笑)
ええと、私は単純にマニュアルだと思っておりました(わはは)。今にして思えばコンピューター制御の方が全然王道っぽいですが、特にコンピューターが家電になる日が来るとは思いもよらなかった当時は、なんだか戦地においてはなるべくメンテナンスしやすいように、最低限必要な部分を除いてあとはアナログ、みたいな感じで。
でも現在の現実世界の戦闘を見てもコンピュータ化、ロボット化が進む中、バイファムとかガンダムとかやっぱりファンタジーなのかなあ(あのフォルムでの二足歩行含め)、なんてノスタルジー感じてしまう今日この頃です。
・・・でも壊れてソフト丸々入れ替えられてまっさらになったデュラッヘに個性(自分(ミューラァ)らしさ)を再インストールするミューラァってのもなかなか考えると面白いですけどね~。

おお、妄想におつきあいくださりありがとうございます〜〜!

ミューラァの「マニュアルなんじゃないか」っていうのは、実はトゥランファムの設定から出てまして。
トゥランファムは、指示を出せば制御系は自分でやってくれるので、小さい子供や女の子でも操ることができる(なので逆にロディには合わなかった)、みたいな描写が本編にあるのですね。おお、そんな車のAT(オートマ)とMT(マニュアル)みたいな違いがRVにもあるんだ!と喜んだわけです(笑)
例えて言うと、アクセルさえ踏めば前にすすんでくれるトゥランファムと、必要な力ごとにギアの切り替えが必要なバイファムやデュラッヘ、というような。逆にマニュアルの方はその場の状況に応じてギアを使い分けることができる(アイスバーンでは余計な力入るとタイヤが滑るので3速で発進するとか、いきなり高出力を出すとか)ので、操縦者が優秀ならその創造性や個性を出しやすいんじゃないかな、と。それが、「巧さ」というか、頭一つ抜きんでる要素なんじゃないか……なんて、いろいろ考えたわけでございます(笑)

二足歩行兵器は…この先出てくるんでしょうかね(笑)今は、家電や重機から派生するロボットと人型ロボットの2流派がありますな。そういえばククトは宇宙での作業(重機)から派生したメカだったので、足のないARVとかありましたが。
制御系を全く人間が意識することなく(まず目の前にあるものを認識して〜顔を見て〜全身を見て〜誰か確認して〜みたいなことをいちいち指示せんでもよく)私たちが自分の体を操るのと同じようにロボットを操ることができるようになったら、足があった方が扱いやすいかなあ(笑)

>個性(自分(ミューラァ)らしさ)を再インストールするミューラァ
安全装置とかリミッター系の設定をまず外してしまいそうです(笑)

そうそう、「メーターが振り切れようが」と書きましたが、なんでそう思ったかというとですね(長いな。でも忘れないうちに書いておく)
聖飢魔IIがアメリカでミキシングを行った際の話なんですが、たとえば日本だと、メーターの範囲内でおとなしく音を調整するんだけど、あちらはメーターが振り切れてようとお構いなしに出力を上げるんだ、というんですね。その話がすごい新鮮で。
枠にはまらないのも強さなのかも、なんてことも、思ったのでした。

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