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フォトショだけでWEBマンガ作成

自己流マンガ作成方法でも書いてみます。

一枚目、下絵。レイヤーを新規作成して描いていく。ハード円ブラシ・サイズ13、モード通常、不透明度・流量100%(ブラシサイズは出力解像度によって変わる)


二枚目、アウトライン。下絵のレイヤーの不透明度(濃度)を下げてトレーシングペーパー状態にし、コマ割線、人物、吹き出しをそれぞれ別のレイヤーに描く。パスはレイヤーとは無関係なので、適当に引いておく。


三枚目、背景のアウトライン作成。コマや吹き出しからはみ出た余分な線を消去したあと、コマ割線・吹き出し・人物レイヤーを統合し、背景以外にレイヤーマスクをかける。レイヤーマスクはアクションとして登録しておく。「選択範囲を拡張2px」→「新規レイヤー作成」→「選択範囲外をマスク」が一瞬でできる。これで、はみ出しを気にすることなく背景作成。二枚目で引いたパスも、このレイヤー上で「境界線を描く」コマンドを実行すれば、あとから余分な線を消す必要なし。


四枚目、背景の描き込み。三枚目のレイヤーマスクを複製してグラデーションかけたり塗り塗りしたり上からハイライト入れたり。※常にブラシのカラーは黒か白!レイヤーの不透明度でトーンを調整する。その方が、直しが入った場合の手間がかからない。※レイヤーマスクを作らなくても範囲を選択してグラデーション入れたりすることはできるが、あとで塗りの範囲を追加する場合、同じトーンで入れることは不可能。なので、レイヤーマスクをかけておき、あとでマスクの方を消したり描いたりする。すべてにおいてこの癖(マスクで調整)を付けておく。


五枚目、べた塗り。範囲の自動選択そのままではアウトラインに沿って白い塗り残し部分が残ってしまうので、範囲を選択した後、拡張1~2pxするのがコツ。それから新規レイヤーを作成→レイヤーマスク作成→黒100%でべた塗り→塗り残し部分をマスクで調整。これも範囲選択以降べた塗りまでをアクション化しておけば一瞬でべた塗り完了。色の濃度はレイヤーの不透明度で調節。


六枚目、フリー素材のパターンを使う。使う画像ファイルを開き、「パターンを定義」マンガの画像上で「塗りつぶし」メニュー→パターンで、今登録したパターンが出てくるのでそれを選択し、OK〜。パターンの白い部分が白の塗り潰しになっている場合はアウトラインの上にかぶりぎみになるため、レイヤーは「乗算」にする。


七枚目。陰影を入れていく。新規レイヤーを作成しブラシで描く(レイヤーの不透明度を調整してハーフトーンに)。トーンを切り貼りする感覚でなげなわツールなど使ってもいいかもしれないが、そのあたりは好みの問題。私は描く方が好きなのだ。


なーんて、実はあるものを保存しておきたい下心で作ったエントリー記事です。すっごい手間ですが、描いてる途中でスクリーンショットしまくりましたよ…。べた塗りしてしまうと見えなくなっちゃうからね〜〜〜(笑)
完成後では見えていないマントの下の背中のラインや筋肉なども、下絵ではちゃんと描いてるんですよん。


しかし…いや〜〜ほんと好きだわ、このパイロットスーツ!!描くの楽しい〜〜〜
…………ククトでもこの格好だったらダメかしら…?(爆)

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コメント

うわー、こうやって作ってるんですね。
なるほど、疑問がいくつか解決しました(笑)
ほとんどフォトショって使わないんで、どうするんだ?とか思ってみたり。

この間DORAさんのいっていた「コマンドZ現象」本当にあらわれました。
一瞬なにが起こったのかわかりませんでした(笑)
ほんとうに白い紙の上で消しゴムで消してしまった下書きに「コマンドZだな」と
まじで思って固まりました。・・・なるほどこれかとおもいました(^^;

マジレスありがとうございます。
私的には…ミューラァのおしり保存が狙い(爆)だったのですが、これで格好が付きます(?)

デジタルは下描きがめためたでも、あとで存分に直せるのが自慢(?)

このやり方はフォトショ7.0でもできますので、気が向いたら試しにやってみてくださ…といってもこのハショリきったやさしくない解説では難しいってすみません(笑)でも自動選択ツールで塗りの範囲を作る方が、パスを描くより多分楽だと思われますので一度おすすめします。

>コマンドZ現象
次は、「いっそ頭にパソコンつなげてくれ!」(電脳化現象)と思うに違いありません…。

ミューラァのおしり・・・ぷりちーです(*^^*
あのぴちぴちパイロットスーツは犯罪的ですよ(笑)

>電脳化現象
・・・・それは恐ろしい現象ですね〜。
でもぜったい訪れるんでしょうな、つなげてえ・・・と思う時が(笑)

>パイロットスーツ
目の前にミューラァがいたら、きっと視線がそこに釘付けになってしまいます。
あ、もちろん顔もですよ!(も?)

>電脳化現象
それはペンタブレットを使い始めたときに起こるに違いありません。アナログの動きとデジタルの結果の差異を身をもって感じる瞬間に………ふっふっふ。

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