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陰陽師<解説書が欲しい。

陰陽師、読みました。
13巻で終わりだったのですね。

一こま一こま、セリフの端々に意味とかリンクがあるので、難しい…考えている時間がないっていうか(^^;
ほんと、解説書が欲しいよ。

以下ネタばれですが。

宿敵道満と白比丘尼を結びつけるのって、最初から考えていたんでしょうか。「私の父は、秦道満と申すもの」と、白比丘尼が以前に言っていましたが、あれがここに結びつくとは。

でもって古代エジプトの話(あれはどうやらツタンカーメンの話ですな、アイとか出てくるから)とか古代エジプトの神話や天文学的考え方とかがかなり絡んで来て、とにかくすすすすすごいです。
晴明がオシリスと同じように、多分あれはバラバラにされて、まくずがイシスと同じように、その体をつなぎ合わせる、ってことなんだろうな。
「斗機が14度巡る間に 継いでもよいだろうか」というまくずのモノローグがありますが、オシリスも14に体をバラバラにされているので…それと関係がありそう。
でもってオシリスは復活の象徴…羽で生き返るオシリス…宮殿の柱、棺、イシスが受けた種、オシリスを殺したセトは「不和の原理」…中宮とその妹の不和?かねみちとかねいえの不和?そういえば道満が出て来た時は、男に見えたな…セトはオシリスの弟だから…あ、だから当初晴明とそっくりだったのか!?若女。若い女。女の若し。女の如し。口無しの女(如)
太陽の魂の循環。

…と考え始めるととてもじゃないけど他のことができなくなりそうなので、なんかもーー解説書が欲しい(おい)


いや〜〜〜いつも思うんですが、岡野さんの頭はどーなってるのでしょうか。この絵のレベルと内容を、どうやって両立しているんだろう(^^;とにかくもう、なんだかすごいということしか今は言えない。

岡野玲子公式サイト陰陽師←登場人物紹介がすげー楽しいです(笑)<名前をクリックすると…

かねいえ好きだったなあ(笑)「んもーちょーバカ!」「あわわの辻であわわ〜〜〜」
最後に管公も出て来て嬉しい。
あのマキモノって、司馬遷の「史記」の一部だったのか…

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コメント

 陰陽師(すごいぞATOK、一発変換した)、メロディで読んだら何だかトリップしてて意味不明の領域に達してたんで遠慮したんですが、面白いなら買ってみようかな……。
 なんか博雅の出番が少なくなって寂しいですよ、

わたしんところの「ことえり」も一発変換してくれました<陰陽師>が、変な所で頭悪かったりするので、時々キーキー言ってます(苦笑)

陰陽師、読んでいる途中ふと思ったんですが、これを連載でされても、わけわからないだろうなと。だって、連続していてもわけわからんです(笑)

おもしろいっていうか…どうなんだろう…「わかる」っちゅうもんではなく、「感じる」という感じ?そういう楽しみ方か、もしくは、完全に「読み解く」楽しみ方をするしかないんじゃないかとおもいました。
あ、でも最後なりの結果はちゃんと出ていまして、それを見るだけでもいいかもしれません。安倍家と賀茂家、晴明と兼家、源高明…などの今後も暗示されていたり。確かに、ひろまさの出番は少なくなっちゃいました。最後は重要な役目をしておりますが。どーしても、まくずとの縁の深さには勝てない感じですねえ…。なんせ5せんねんですから…


あーーーオシリス…冥界の王は、晴明じゃなくて道満の方なのか。
両眼が月と太陽なのはホルス(オシリスの息子)だけども??まくずは、ハトホル(ホルスの家)なのか。ヌゥトともなっているし、このあたりはほんと…知識が旺盛でないと読み解くのは難しいかも(TT

陰陽師(あ〜うちのはお馬鹿さんだから一発変換できんな)は小説のほうを読んでいるだけでしたが、となったところで友達から借りようかしら・・・
1巻を読んでみて、難しい・・・と思ってやめたのでした。

かるめんさん、一巻なんて、かわいいかわいい(^^;
6〜7巻あたりまでは、物語として面白いと思うんですが、そこから先は、囲碁と天文と数学と暦と…とにかく専門用語が飛び交って、私も全然意味わからないで読んでる部分が多いです。

絵が好きな私は、持ってるだけで嬉しいので、よしとしていますが(^^;

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