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ククト赴任の意味

ずっと気になっていた(割には書くの忘れてた)ことがある。

29話、ジェダが子供達に彼らの両親がククト星に連れて行かれたことを説明するくだりで
「しかし、ちょっと心配なこと、ないではありません。それは、我々ククトニアンが、ククト星で生活できるかどうか…我々に最も近いアニマル…あ、失礼、地球人…」
ここでアニマルと言ってしまったジェダの言葉で、地球人捕虜がククト星へモルモット目的で連れて行かれたことを子供達は正しく悟るのだが。※ククトの政治犯も同じ扱いを受けている

一方で「我々の母星…ククト星から(子供達の両親がククト星へ連れて行かれたという)情報を得た」とジェダは言っている。リベラリストの秘密の本拠地が他ならぬククト星にあるからなのだが、ジェダ(リベラリストたち)は、ククト星はもう安全であると認識しているということか?

でも、ククトニアンの常識としては、この段階でのククト星というのは、生命の保障のない、行きたくない(というと語弊があるが)場所ということだよね。

ということは。一般(軍人含む)ククトニアンが仕事でククト星に赴任するということは、どういう意味を持つんだろうと思って。

1、残留放射能などない安全なとこで働いているに決まっている。
2、なにいってんのククトの科学力をみくびってもらっちゃ困る対策は万全よ。ええとヘルメットとか服とかに何か…?(以下略)
3、希望者制。昇給・昇進の特典付き。
4、別にいてもいなくてもよさそうな奴をそこに赴任させている。左遷に近い?
5、死にそうにない奴を選んでいる。
6、彼らも密かにモルモットである。

要するに、ミューラァがそこにいるわけが気になったのだ。そんなおそろしげなところで働いている→地球人の血が混じってることを憎々しく思っている軍上層部の力が働いていたのかなあ〜〜〜なんて。それだったら更に萌えだなあ〜〜あ、でも3もいいな……。
などとブツブツ想像してしまう私も救いようがな………………………
今更でした。

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コメント

 こんなん考えてみました〜。

○ククト星

・以前は放射能等の危険が大きかったが、限定された地域(爆心地?)を除いて汚染浄化はほぼ完了。

・現在は対地球戦争のための後方支援拠点として整備が進められつつある。

・囚人たちは、元々は純粋な「モルモット」だったが、現在ではむしろ基地建設等の労働力として送り込まれている。

○ミューラァの立場

・元々ククト星勤務。半分地球人ということで信用がないので前線には出されず、かといって幹部クラスの士官をそうそう切り捨てる訳にもいかずに、いわゆる「閑職」につかされている。

・地球の軍艦がやってきたが、さしあたって迎撃に割ける部隊がないので、暇なミューラァに命令が下る(一方でひそかに行状を監視、くらいはあったかも)。

・上層部としては、リフレイドストーン対策はほぼ目処がついていたので、まあ回収できればめっけもんくらいの意識。

 ……ああ〜もっと救いのある設定を考えたかったのにぃ〜(涙)。

ありがとうございます〜〜!

もしや地球語でそういったククトの複雑な状況を説明するのは難しかったんだろうかなんて(そんな問題か…いや、しかし視聴者にとっては、ジェダのあのつたない地球語だけが頼りだという現実)。子供達には、ジェダのあの一見矛盾する説明で通じたの…かなあ?しかし子供達の間では今後もずっと、ククト星は昔の核戦争の名残がありキケンという認識はどこ探しても見受けられないので(ケンツが食ってしまった桃のような果物も、「毒があるかもしれないぞ!」というレベル…放射能=毒という言い方をしたとも思えないし、川魚釣って食ってるし)ああ、でも放射能レベルを測る機能というか装置は持ち歩いていたかもしれないですよね…。

しかしここで説明したジェダの「心配なことないではありません」のアニマル発言は見事にこの後どのエピソードにもつながってないっぽいのが可笑しい…じゃない、惜しい(?)なと。なんかネタだけぼろぼろ落として歩いて、「拾う者なし」っていう印象です(爆)←楽しんでます。

>ミューラァの立場

やっぱりあれは閑職だと思われますか。「我が軍は壊滅状態に等しくなるであろうことは、わかっているだろうな」「なんとしても見つけだし、急ぎ回収するんだ!よいな」というおおげさな司令の指令は、やはりただのイジメという(爆)

しかしエースというからにはククト星のどこかで名を上げているということですよね…それはやはりリベラリストとの戦闘になるんですかね。(……ギャドル相手???)ジェダやメルのおとうさんがミューラァのことを話す様子からしても。それに混血ということに対する蔑視も混ざってすごい憎まれ役。憎まれっ子世にはばかるってやつかなあ(はばかってないから!はばかってるのはワタシの心の中だけだから!)

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