メモ第二話
司令「艦長が戦死した。よって君はその代行にあたってほしい」
中尉「え?自分がでありますか」
中尉「ジェイナスの緊急発進準備状況はどうか」
オペレーター「停泊用各種機材、取り込み完了」
オペレーター「リアクター出力、アイドリングからミドルパワーへ」
オペレーター「エンジンチェック完了」
オペレーター「チャンバー内圧上昇中!」
中尉「目標である、ベルウィック星オービタルIIへ最短時間で航行した場合、補給なしに地球へ戻ることは可能か」
ボギー「可能です」
中尉「ありがとうボギー」
ボギー「どういたしまして」
オペレーター「中尉どの、タキシングスタートまで65秒であります」
中尉「よし、全乗組員にシートベルトを着用させろ」
オペレーター「はっ」
オペレーター「プロペラントポンプ、最大。チャンバー共鳴がはじまりました」
中尉「スタピライザー」
オペレーター「スタピライザー、オン」
オペレーター「安全装置解除」
オペレーター「リアクター、テイクオフパワーへ」
中尉「コンパスアライメント確認」
オペレーター「トリムチェック」
オペレーター「トリムチェック」
オペレーター「発進10秒前。コースクリア。5秒前、3、2、1、発進!」
オペレーター「巡航速度70%。第一次軌道修正に入る」
中尉「甲板士官を呼んでくれ、ああきみか、本艦の最終乗員名簿を送ってくれ」
オペレーター「未確認飛行物体接近!」
中尉「なに?あとで連絡する。敵か?!」
オペレーター「後方2万3000、本艦を追尾!」
中尉「またあいつか」
ボギー「グレード3に突入」
オペレーター「中尉どの、ディフェンスフォーメーションは?」
中尉「ちょっとまて。第三格納庫を呼んでくれ。ああ、わたしだ。戦闘員のパーソナルデータは揃ったか」
第三格納庫「まだです。スペースコンバット経験者、現在6名、ラウンドバーニアン稼働数8」
中尉「よし、ディフェンスフォーメーションは、牽制を主条件に、RV3で組んでくれ」
オペレーター「ラウンドバーニアン搭乗員に告ぐ、ラウンドバーニアン搭乗員に告ぐ、フェーズ4.2に突入。発艦準備を急げ。さっきも伝えたように、敵の数は3ないし4だ」
パイロット「こちら、RV1番だ。いつでも出してくれ。サイドが、180度中心に、コンマ3ミリずれているようだが、なんとかやってみる。出してくれ」
オペレーター「了解。RV1番、発進せよ」
中尉「何、敵が回避パターンを知っているというのか」
パイロット「そうとしか思われません。2番機3番機が相次いで撃破されたのも、パターンを読まれていたからです」
中尉「わからん…よし、回避パターンをちょっと前へずらせ」
オペレーター「はっ」
中尉「今そっちへ転送する。いいか、新たに2機発進させる。4機でフォーメーションを組み直せ。敵が回避パターンを知っているという前提でな。第三格納庫、ああ、聞いた通りだ、準備はできているか」
第三格納庫「パイロット2名が戦死、1機しか発進できません」
中尉「何!?」
オペレーター「中尉どの、自分はウェアパペットの経験があります」
中尉「バイファムの出力、マキシムパワーまでどれくらいか」
ボギー「1機を除いて2分12秒」
中尉「フォーメーションを変更する。パペットファイターを出す。発進準備を急げ」
ジェイナス(外宇宙練習艦)の緊急発進〜敵との戦闘。
用語集を引きながら研究しようということで(苦笑)
RV1番の声が、どうにもミューラァの声に聞こえて仕方ないのだが……声優は速水奨さん。似てる…気のせい?つか23話の古田氏の「兵士」の声こそ、どれなのかわからん……。
※ボギー…ジェイナスのメインコンピュータ、クレイ8000系。通称ボギー。音声での会話が可能。2001年宇宙の旅の、HALがモデル(確か…って見たことないんだけど)。
コメント
非常に萌えでございます(笑)
ある種定番ではありますが、上級将校がいなくなって、下位の若造が本来あり得ないところで指揮を執っていかなくてはならない、という切迫した状況がまず萌え。
そして、「安全装置解除」「巡航速度70%」というあたりにトキメクのは、SF好きの妄想です(笑)
>HAL
映画もおすすめですが、ホントは小説の方がよりHALの切なさが分かるかと・・・←相も変わらず勘違い(爆)
ボギーって言うのは何の略になるんだろう・・・とまた細かいところにひっかかり(苦笑)
投稿者: 一美 | 2004年7月26日 13:26
映像で見てるとARVってすごく強いんですが、実はそれは彼らが詳細な情報収集と分析を重ねた上で一気に地球側の急所を叩いたからで、兵器として比べてみるとARVはバイファムとかよりてんで弱い、という話を読んだことがあります。
そう考えながらこの会話を聞くと、「回避パターンを読んでる」って部分とか結構奥が深いです。
あと、ARVって第1話では主にRVの頭部を狙ってるんですけど、第2話以降はコックピットが腹部にあるというのを掴んで、そこを集中して狙ってくるようになるんだとか……言われてみれば確かにそうなんですが……誰も分からないっつーの(笑)。
多分シュトロハイムと一緒にアデル大尉と会話してるパイロットのひとりで、「俺なんかまだ実戦もしたことないのに」と棒読みしてる(笑)のがそうではないかと>古田氏
投稿者: 深度測定長 | 2004年7月26日 13:26
>切迫した状況
ご覧になるとわかるかと思いますが(着きましたかな?)、若造というほど若造ではなかったり…(^^; 踊るで言うならノンキャリのベテラン捜査員という感じです<中尉。艦長が死んでしまうということは全体の緊迫感の一因、という感じでサラッと流れるんですが、そのサラッとさ加減もスピード感に繋がって、私的萌えだったりします。
>「安全装置解除」「巡航速度70%」
同志同志♪
SF好き、というわけではないんですが…専門用語大好きなもんで。今は珍しくない「被疑者」とか「確保」とか、当時は新鮮でしたもんねえ〜〜(爆)
>HAL
実はネットで以前いろいろ見ていたんですが、HALの方はかなり応用のきくコンピュータなんですね?余談ですが
http://www.kenjiarai.com/conan/jokes/hal.htm
「もしHALにペンティアムがついてたら」このパロディ傑作でした。
http://jntzcc.mallkun.to/misc/joke1.html
あとこういうのも…
ボギーはHALレベルはありません(^^; 質問の仕方が悪いとエラー出しますし。でも人格持ってるんじゃないかと思わせるほどなのは、やはり「どういたしまして」とかちゃんと言うからだなあ(笑)
ボギーの略……どっかで考察見たような気が……気のせいかな?
でもひっかかる所が私と似ていて嬉しいです〜〜(笑)
>ARV
おおお!その話題来ましたね〜〜(嬉)やはりそれは地球よりも兵器の開発が遅かったことに起因するのでしょうか…(元々平和的な種族だし?)武器の内容自体が貧弱?(笑)でもルザルガとか、くるくる回転しながら飛んでくるとこわかったです(>< あとガッシュの斧も迫力ありました……
実はデュラッヘって攻撃的性格が弱いって設定だったんですねー。指揮官機だからでしょうか。
ついこんな話をすると長くなってしまう…(><
「回避パターンを読んでいる」ってセリフから、戦闘には「回避パターン」というものを使っていて、以前何かあったんだなと思わせる。ほんとに、細かいセリフにも意味があってマニアックにつっこんでいけるところが楽しいです〜〜
>RVの頭部→腹部への攻撃
ほ、ほ、ほんとだ〜〜〜〜〜!!!!!1話でディルファムの頭部が飛ばされているのがアップで出ますよね…で2話で腹部まっぷたつのネオファムか。ほんとだほんとだ……そんなところにこだわりが。あるなら教えてくれ!!(爆)
でもそういう裏設定って大好きだったりします……ガンダムより考証がしっかりしてるという噂ですが(ほんとかどうかは?見たことすらないので<ガンダム・おい)
>23話のミューラァ声?
ああああ、そういうセリフ、ありましたね〜〜〜あれか!(爆)
見直してみよ。。。
投稿者: DORA | 2004年7月26日 13:27