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アラン・チェンバー

aran.jpg

……なんかこんな感じだった。→
映像残してないので「感じ」としてしか描けないのだが。
設定は、地球人の方が父親(ミューラァの場合は母親)ってだけで、二人とも研究者だし、ミューラァと殆どおんなじ。ああ、明らかに違うところがあった…アラン・チェンバーの方は本人が先に死んでしまって両親が生き残っている。(ミューラァは両親に先立たれて孤児になる)

両親の口から、アランにまつわる記憶が語られるのだが、
・旧タウト?(←本編になかったもうひとつのタウト星^^;)から新ククトコロニーに移されたあと、反地球人感情が高まる中、差別を受ける経緯が描かれる(ちょっとだけだけど)
・「強くなれ、地球人とククトニアンの架け橋となれ、という自分の言葉が、逆に息子にとって重荷になってしまった」という言葉が父親によって語られる。
・家出したアランが、『地球人もククトニアンもない、(だからまた一緒に暮らそう…だったか。忘れた…)』といって戻ってきた。

サライダ博士も本編で「地球人とククトニアンの架け橋になれるはずの君が…」とミューラァにちくちく言っているが、ミューラァもこのアラン同様、その言葉が重荷になっただろうことは想像に難くない。ていうか、アランの両親にアランの記憶を語らせることで、本編に登場するミューラァの背景を描こうとしてんのか、とそこまで深読みしてしまうミューラァファンの私であった。


深度さまありがとうございました。本当に23話「しか」見てない(爆)


以下バイファム13ちょっと感想。昔の作品ファンのグチと思って読んで。
まず絵が……ポケモン系というのか?すごいデフォルメった身体のラインに面食らってしまった…。
当時「あくまでお話はシリアスです。だから絵もギャグの場面だからといって崩しすぎないで」って芦田さん自ら作画担当者に向けて注釈入ってるほどだったのに、、、なんかシリアスとはほど遠い絵になっちゃってる気が。ターゲット年齢いくつだったのかなあ……そりゃ昔のデザインそのまま使えないというのはわかるけど、それにしてもーーー。あのキャラデザだけで見る気うせてしまい…。

オープニングも、昔の方が全然かっこいいと感じるのは欲目なのかなあ。曲が日本語だということを抜いてでもだよ。カチッカチッっていうスイッチの音とかグイーンと動く整備台とか、、、ううう〜〜〜本編の方が秀逸。

声優さん。昔の人一生懸命集めたのはエライ。偉いけど……まずロディは違う人になってるんだよね(本人は今アメリカのIBMにいるそうな?)あとマキも違ってて。あとは変わらないそうなんだが、さすがに当時12歳〜20歳メンバーは声が大分変わっちゃってる当たり前だけど(笑)……フレッド、考えた方がよかったんじゃあ…(笑)
どんなに言い回しがヘタ(ごめん)でも、本編の、作り込んだ子供の声でなく本当の子供の声、あれが味だったっていうか…あれがカチュアやフレッドだったんだよね…。


アラン自身に萌えはありませんでしたが、ミューラァ的に再認識萌えがあったので、ヨシ。
思ったのは、バイファム13見てから本編初めて見た人って多分いるんだよね…ここでアラン・チェンバー知って、それから本編でミューラァ見たら、どうなんだろう。ミューラァの背負ってるものが、よりよく理解できたりするんだろうか。興味ある。

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コメント

ああああと捕捉

>バイファム13

何が一番???だったかというと子供達の感情。

あれだけ本編では丁寧に描かれていた子供達の感情の機微っちゅうものが、なくなってしまっていたように感じた。23話しか見てないのでなんだけど、いや、23話だけでも、チャンバー夫妻に対し思いやりが感じられない(ケンツとか、本編では悪態ついててもその描きにどことなく切なさというか…子供ってこうだよね、っていう説得力が絵にも脚本にもあったから納得いってたんだけど)態度に、入り込めない寒さを感じてしまい……いまどきの子供って、でもそうなのかも…とも、ちょっと思った。

 絵、ありがとうございます。うーむ、髪型だけですでに守備範囲外ですわ(笑)。

 13は見てないんですが、個人的には「なぜ今更ミューラァネタの二番煎じを?」というのがやはり……。

 二匹目のドジョウを狙うにしても、アラン本人が死んでるんじゃ話にならないし……ミューラァの印象を利用して安直にドラマを作ろうとしただけという気がしてます。

 というか、「地球人もククトニアンもない」なんて安易に言ってほしい台詞じゃないなあ……。

 ↑のコメント、書いてから1時間くらいほったらかしてアップしたんですが、その間にDORAさんから補足が……。

 子供たちの冷たさについては、他の所でも結構言われてましたね。話を聞いて結構がっかりした記憶があります。当時のことを全く知らないスタッフが作ってるならともかく、そうではないだけに……。

 あ、難波さんはゲイツくんの会社らしいです。

>アラン・チェンバーの髪型

私もです(苦笑)<範囲外

ていうかやっぱりガ…いえ、おこさまでした。(十代はわたしにとってお子さま…(^^;;;)ちょっとがっかりーー。まだあのククトニアンの美形リベラリスト(これがこのひとの代名詞っていうのが・笑)の方が好みです、ええ。

>二番煎じ

子供達に起こる事件のうちの、ひとつのエピソードを盛り上げるためのこれまたネタの一つでしかないと感じました。ミューラァの場合は、最終回に向かってカチュアと対比させ、その存在を子供達に再考させる意味で必然性があったと思うんですけど、アランの場合はそういう必然性は明らかにないと思われ。23話しか見てないのにそう言えるのは、必然性があるのであればもっとそれなりの描かれ方をされてるはずだと思うので。本当は重いテーマなのに、「そんな話はどうでもいいから、ここから脱出する方法教えてよ!」みたいな子供達の一言で終わってしまうってどういう(苦笑)

なので、あるとすれば、13を見て本編見る人があれば、ミューラァを見たときに、ああそういえば…と思い出して、ククトでの彼の扱われ方がもうちょっと具体的にイメージできるのかな、くらいしか……アランの出てきた意味がな……(^^;;;;;

もうひとつの二番煎じ?13の子供達。

スタッフも当時の人たちなんですね……脚本の人の名前とかチェックしなかったんですが。やっぱり、当時の勢いとか情感までは再現できないもんなんですね。

そういえば踊るも、たった5年後に作られたのに、OD1やテレビドラマ本編から見たらビミョーなズレを感じてしまったもんなあ…

どうせやるなら、私的希望としては。

・新しい話を作るのはもう難しいと思うので(監督もお亡くなりだし)、今のアニメの技術で当時の絵をキレイに動かして見せて欲しい。カクカクじゃなく見えればいい。

・色もキレイにしてほしいな…色数多くするとか。

・音(声)は当時のでいい。

・ミューラァの顔を全部富沢さんに描きなおしてもらえたら死んでもいい(爆)ボランティアで作るの手伝う。いやさせてください。

こういうこと勝手に言うの好きです楽しい。

>IBM×→ゲイツくん

すごいですなあ。ということは結構早くに俳優(劇団?)やめちゃったんですかね…あの中では一番マスクがよかったのに(違)

>捕捉×→補足

バイファム型変換(苦笑)

踊るでは捕捉ってつかわんもんね確保だもんね…

 OVAでも本編とのズレはかなり出てましたからねー。そう考える、とたとえ同じスタッフといえども全く同じに作れないのは、仕方ないのかもしれません。

 でもやっぱり、守ってほしい一線というのはある訳で……そういう意味で13はちょっと見る気がしないです。

 心の底から同意いたします<ミューラァは全部富沢さんに(笑)

 でもわたしは絵が描けないので、えーとえーと……部屋の掃除くらいなら……(爆)。

 それはおいといて

 もしかすると、アラン本人を出しちゃうと本編(昔のほう)でミューラァが出てきた時に整合性が取れなくなるからとか。だったら余計出すなよという感じですが。

 そうですねー、どうしても混血ネタを出したいんだったら……たとえば、あの双子の赤ちゃんが実は混血だったとか……で、13人は赤ちゃんの両親に会って、差別を受けながらも懸命に守り合い、我が子を慈しみ、前を向いて生きていこうとするふたりの姿を見、親の強さを知ることになる、とか……思いきってそーいうポジティブな感じにしたらどうかなと。

 ある意味、ミューラァの不幸さが余計際立つ訳ですが(笑)。

>守って欲しい一線

ああ、わかります…踊るでもあったなあ…

本当に求められているものってわからないものなのかもしれません…。表面で持ち上げられているものっていうのは実は本質を語ってないんだけど、制作側はそっちに気を取られてしまいがちかもしれません。スコットのキャラクターの変化とか、キャラクターそれぞれの魅力とか。でもそれはバイファム世界の、ある意味不自由な不文律に則った中で動いているからこそ魅力的だったのだと思うのですが、そこからウケタ部分だけすっぱ抜いて作ってみたところで、元の世界の残影があるうちはいいですが、なければただのおかしなキャラクターというだけで。

>ミューラァを全部富沢さんに

いや〜〜なんか楽しそう(爆)想像するだけタダ、な話ですが。

ヒマとソフトがあれば、ミューラァの映像抜き出して編集したいくらい…ミューラァのテーマにのせて(爆)

>ミューラァの不幸さが余計際だつ

そうですね…両親いないわ虐められ通しだわ最後まで救われないわ(苦笑)

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