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ANIMAX-バイファム43話感想

「奇襲作戦、開始!」の感想でした。

…すみません、今44話「大宇宙のうた」見たばかりなもので、テンション上がらないんですが…

先制攻撃はバーツが言い出しっぺだったんですな。
「ミューラァと互角に戦えるのはあなたたちだけです」っていつそんなことをお知りになったのジェダさん、と思いましたが、ミューラァの猛追をかいくぐってきた=互角に戦ってきたという判断か。

奇襲作戦に向かうトランファムの中でいきなりマキがケンツに「誰が一番好き?」
…これってどういう……

「緊張を紛らわすため」
「マキの心臓には毛が生えた」
いや、制作側がマキに「パンツ将軍?」と言わせたかっただけなのかもしれない。

そしてミューラァ。登場シーンで「まさに窓際」と思ったのは私だけではあるまい。
オタが訓示中?
反乱分子ではなくて、地球軍(ロディたち)の機動メカを狙っているらしいが、「まだ捜索中」
ミューラァといいオタといい、ククト政府軍って気の長い人が多い気がするんですが。 
ていうか、リフレイドストーン奪還の経過報告は求めなかったのか?(それもバカにしてるっぽくてありな気がする)それともミューラァがわざと報告しなかったのか?気になるところ。
オタの部下の後ろに並んでいるギブルの肩にはマークが付いてるんですよね。てことは、元々ミューラァの部隊にいた人たちなのでしょうか。「新任隊長どのに云々」と言ってるし。でもミューラァが後で「貴様の部下ではやつは倒せん」って言ってるから、オタの部下?
まあいいですが(オタの部下には興味ナッシング←死語)

サライダ博士のセリフ「せっかく北半球にできた研究所」
ってことは、南半球もあるしその裏側もあるってことですね。ていうか地球くらい大きいわけですから国土は広い。どこに誰が潜んでいたってわかりませんよね(独り言)
しかし「あのミューラァにできなかったことをね」というセリフ。これがパーフェクトメモリーの、ミューラァが14歳で父親を亡くしている設定だったらまだいいのですが、幼児だった(計算では4〜5歳の)ミューラァを引き取って育てた、ある意味親代わりだった人の言うことなのか…。そりゃ、カチュアみたいにはならんわミューラァ(TT いつか描いてやる〜〜(暗い話だけど…)

「まさかとは思っていたが反乱軍と地球軍が手を」
子供ですけどね。

ジェダ「たのんます!」

そしてミューラァとスコットの怪談…じゃない、会談(?)
あの便所のスポイド、誰の発案でしょうか。こういうちょっとしたところの絶妙の選択がバイファムの人気を大きくしていったと思います。あわてふためくスコットとは対照的に、落ち着き払ったミューラァ(憑きものが落ちたようだ)もいいですな。くまのぬいぐるみを「これもだろう」と投げてよこすところも、さりげなく「本当は優しい人」を醸し出していいシーンです。
この回のミューラァの顔って好きだな〜〜。草を加えてる前後のアップの顔がとてもよかった。
ある意味甘い顔なので、戦闘シーンがなくてよかったかもしれない。

最後はボギー。ちゃんと押さえるべきところは押さえていますな。感情の入らないオペレートがいいんですよね。しかし「どんどん離れていきます、離れていきます…」はコンピュータとしては抽象的すぎだろう、と思いつつ、多分狙ったんでしょうからヨシとします。

今回はミューラァファンにはおいしい回でした!

で戦闘が無意味だったかどうかは…
トレーラーを奪い返してきた(航海の思い出を取り戻してきた)のでとりあえずOKかな…。

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コメント

心に残るセリフ、シーンの多い回でしたね。
戦闘シーンも存在理由がそれなりにありました。
スコットが基地にのり込まなくては、ミューラァとの傑作場面もない訳ですしね。
航海日誌奪還に命懸けのスコット、冷静に見れば無茶ですけど気持ちは分かります。絶対捨てていけないですよ。助けてあげるミューラァの飄々とした感じも、実に良いですね(ルチーナのくまさん拾ってくれたり…笑)

>マキがケンツに「誰が一番好き?」
唐突なセリフでしたね(笑)。呑気にそんな事聞いてる状況じゃないと思うんですけど。シャロンの為に聞いてあげたのかも。
ケンツの切返し「お前だって言って欲しいのか?」が彼らしくてとても好きなので、多少唐突でもこのシーン好きです。

>ミューラァ。登場シーンで「まさに窓際」
思いました(笑)。もう絵に描いた様な「窓際」です、つらいです。
ジェダさんのアジトに軍からの攻撃が無いのは何故でしょう。軍はククト星全域でゲリラに一斉攻撃をかける様子だったので、各部隊の協調に時間が掛かったとか…

>「あのミューラァにできなかったことをね」というセリフ
あ、あれれっ?私はあまり違和感を感じないので、今まで聞き流してきたセリフです。「ミューラァには期待していたのだが残念」っていう事だと思うのですが、まぁ、ちょっと冷淡な言葉ではありますね「父親」としては。
………っていうかDORAさまって、サライダ博士に常に辛口な様な気が(^^;)

>最後はボギー
これはもうっ!激しく涙腺を刺激しますぅっ!!
この回になると、観てる方もボギーの事忘れてるじゃないですか?(←こらこら)
ハッと思い出して涙どばどばっ(←なんだよそれ)ですよっ!

あと、ミューラァとの対決を語るスコットに、バーツの一言「どっか頭打ったんじゃねえのか?」が良かったです。的確な質問だと思う(笑)。

>ミューラァとの傑作場面
あのシーン傑作ですよね!?
あのシーン自体意味なしと言われてしまうとファンとしては凹。

>航海日誌
実のところ、ここで言及されるまで航海日誌の存在って意識することなかったような気がします。でも最終話での締めといい、いいツールになりましたよね。今までの思い出の象徴として。遺跡(ガーディアン)取りに行くのでもなんでもなく、航海日誌取りに行くっていうのがバイファムらしくていいなと思います。

>軍はククト星全域でゲリラに一斉攻撃をかける
とジェダさんは言ってましたよねえ。しかし政府軍(オタ)の方は、地球軍(ロディたちと思われる)を殲滅することが狙いだと言ってて、しかも「まだ捜索中」だったので、それ待ってたんですかねえ?このあたりちゃんと気をつけて見てないので、また見てみなければ…
なんか確認することが多いなあ(^^;

>サライダ博士に常に辛口
いや、私も最初は普通に聞いてました。どちらかというとミューラァの心理の方が理解できないっていうか。サライダ博士がそう思うのも当然と。
でもよ〜〜く考えたら、そうじゃないなと。この二人の関係って「父親の友人」と「友人の子供」と簡単に片付けられない気がします。

血のつながりへの信頼って無条件ですよねある意味。父母からの愛情、子から親への愛情、広義では、日本人(地球人)としての連帯、とかになると思うのですが。そういった無条件に信頼のおける関係が、ミューラァは幼い頃に断ち切られているわけだなあと思ったんですよね。この心細さといったら計り知れないのではないかと。
その中で…って、このあたりはマンガにしようと思ってます。次の次あたりで♪
もしカチュアのように普通に実子として育てられていたら、ミューラァはああならないんじゃないかなと。だとしたら、ミューラァがああなる理由は、きっと幼児期〜サライダ博士との暮らしの中にあるに違いない、と。
無条件に信頼のおける関係が何か一つでもあったら、「軍に縛られすぎている」ってことにもならなかったと思うです…。

いや、国家間の折衝を見てて、「信頼」ってなんだろう、と思いをはせたりしてしまうもので…(^^;

>ボギー
リフレイドストーンは地球に行きましたが、その代わりボギーはククトに残るわけですよね。後年記念碑になってるはず(笑)

>あのシーン傑作ですよね!?
傑作です(断言)。
とても印象的なシーンで、二人の姿が脳裏に焼き付きます(笑)
無意味な展開と感じる人もいるでしょうが、極論を言うと、無意味だろうが何だろうが「面白ければそれでOK」だと思います。この際、意味なんぞいらんっ!
許せないのは、無意味でしかも面白くない場合…

>血のつながりへの信頼
ああ、成程そういう事を考えてらっしゃったのですか…かなり深い話題ですね。
博士が「父親になり切れなかった」が為に、ミューラァがあの様になってしまったという事でしょうか。ふむ、そういえば博士って家庭的な雰囲気を感じないキャラではありますね。父親代わりの役は、博士には無理だったか…

>許せないのは、無意味でしかも面白くない場合…
(爆)その通り!

>父親代わりの役
ええ、逆に、サライダ博士がミューラァに愛情を注いでくれていたら、ミューラァはもっと話のわかる人になっていたかもしれないと思います。まあこのあたりは、現実の親子でも難しいかもしれませんが…(^^;

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