ストーリー

第13話 射撃訓練開始!恐怖の宇宙戦闘初体験!

ジェイナス発進6日目。

ロディとバーツ、RVで船の外に出る訓練をスコットに申し出る。実は敵が来たときのことを想定しての訓練だったが、本当のことを言うとあの堅物(スコットのこと)が許すわけないから、とバーツとロディで示し合わせ。

ケイトが自室で調べ物をしている。「クレアド星地質分析の結果、最大量の熱掃射反応を検出。過去203±0.2年以前に核汚染された可能性が最も大」とコンピュータが告げる。ケイトは、クレアドで見つかった遺跡が、核汚染されていた惑星を蘇らせるために置かれたものだと推測=汚染したのも異星人=クレアド星は異星人のもの?と考える。同時に、カチュアの母親がこんな資料を持っていたことに、疑問を感じる。

ロディとバーツ、初カタパルト発進。「バーツ、行きます!…なーんちゃって」

下着を付けないで寝るシャロンに怒りを爆発させるペンチ。そこへ、シャロンが紛失したパンツを探しに来た。シャロンの下着は自分が洗った、とペンチ。寝ているときは付けてないだろ、と言い返すシャロン。寝ているときに敵がきたらこまるでしょ、とペンチ。不毛な応酬に、スコットは頭をかかえる。「部屋割りはマキの分担だ、マキはどこにいるんだ」

当のマキは、パペットファイターに乗り込もうと無重力空間で孤軍奮闘中だった。

ケイトがカチュアの部屋を訪れ、カチュアの母が、なぜ石板の写真を持っていたのかを問う。母の物ではなく、父のものではないか、とカチュア。父親は何かの科学者らしいが、よく知らない、という。続けてカチュアは、時々、自分のことがわからなくなる、自分は異星人なのではないか、とケイトにうち明ける。そこにジミーが訪れる。そんなことを冗談でも他の人にしてはいけない、といい部屋を出るケイト。

標的ブイを引っぱり出し、とうとう無断で射撃訓練を始める二人。命綱まで外してしまう。

そんなこととも知らず、スコットはシャロンとペンチの口げんかに手を焼いている。ブリッジの外を走った閃光で、ようやく二人の意図に気付く。

射撃訓練中の二人にスコットから通信。てっきり怒られるのかと思ったが、続いたのは敵の来襲を知らせる言葉だった。

ケイトは、交戦の意思のないことを相手に伝えてみるという。
無駄だ、とバーツ。

敵艦から2機のメカが飛び出した。ケイトが必死に交信を続けるが、敵からはなんの応答もない。
本当にもう実戦なのか、と震えるロディ

まだ呼び続けているから絶対にこちらから手を出すな、というスコット。

どんどん近づいてくる敵にたまりかね、バーツが発砲してしまう。敵の返り討ちにあい、ネオファムの腕を飛ばされる。

バーツの仇を討つ、というロディ。制止するスコット。フレッドがロディに敵の回避パターンを送る。敵は、ルザルガ。※最大加速5.3

ケンツ・シャロンは砲座で応戦。「そっちへいったぞ」というケンツ。撃てない、というシャロンの声を聞きつけ、マキがパペットファイターで船外に出撃、目の前に現れた敵を夢中で撃ち落とす。

ようやく初めての戦闘が終わったと思った途端、浮遊物体が接近。

船の残骸だった。前の戦いでやられたんだ、とスコット。二度と港に付けることなく永遠に浮遊し続ける船。おれたちのジェイナスもこんなことになるのか、とバーツ。いや、こんなふうになってはいけないんだ、とロディ。なぜこんなことになってしまったのか、と嘆くケイト。

     

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