メカ

RVの発進

RV発進の様子は2話に詳しい。以下に引用。

オペレーター「未確認飛行物体接近!」
中尉「なに?あとで連絡する。敵か?!」
オペレーター「後方2万3000、本艦を追尾!」
中尉「またあいつか」
ボギー「グレード3に突入」
オペレーター「中尉どの、ディフェンスフォーメーションは?」
中尉「ちょっとまて。第三格納庫を呼んでくれ。ああ、わたしだ。戦闘員のパーソナルデータは揃ったか」
第三格納庫「まだです。スペースコンバット経験者、現在6名、ラウンドバーニアン稼働数8」
中尉「よし、ディフェンスフォーメーションは、牽制を主条件に、RV3で組んでくれ」
オペレーター「ラウンドバーニアン搭乗員に告ぐ、ラウンドバーニアン搭乗員に告ぐ、フェーズ4.2に突入。発艦準備を急げ。さっきも伝えたように、敵の数は3ないし4だ」
パイロット「こちら、RV1番だ。いつでも出してくれ。サイドが、180度中心に、コンマ3ミリずれているようだが、なんとかやってみる。出してくれ」
オペレーター「了解。RV1番、発進せよ」
中尉「何、敵が回避パターンを知っているというのか」
パイロット「そうとしか思われません。2番機3番機が相次いで撃破されたのも、パターンを読まれていたからです」
中尉「わからん…よし、回避パターンをちょっと前へずらせ」
オペレーター「はっ」
中尉「今そっちへ転送する。いいか、新たに2機発進させる。4機でフォーメーションを組み直せ。敵が回避パターンを知っているという前提でな。第三格納庫、ああ、聞いた通りだ、準備はできているか」
第三格納庫「パイロット2名が戦死、1機しか発進できません」
中尉「何!?」
オペレーター「中尉どの、自分はウェアパペットの経験があります」
中尉「バイファムの出力、マキシムパワーまでどれくらいか」
ボギー「1機を除いて2分12秒」
中尉「フォーメーションを変更する。パペットファイターを出す。発進準備を急げ」

////

■回避パターン…人間の反射神経では回避しきれない飛来する敵ミサイルやビームを避けるため、あらかじめランダムにジグザグ運動をするようにプログラミングされたパターン。
■グレード[grade]…敵の危険度。距離/戦力。戦力が大きく距離が近いほど、グレードが大きくなる。用語「警戒態勢」参照
■ディフェンス・フォーメーション[defense formation]…防御のための、兵力・火器などの連係プレーの型。RVは出撃数3機としてフォーメーションを組む…そうな。

(出典:殆どジ・アニメ特別編集 銀河漂流バイファム「VIFAM BACK BORN」)
(英語のスペルは自分で調べた)(あとわからない言葉は辞書で調べた)

「サイドが、180度中心に、コンマ3ミリずれているようだが、なんとかやってみる」…あわただしく出撃していく様子がリアルに感じられてかっこいい場面。(基準平面設定がズレてるってことなのか?)そしてこれがずれていたため、後に出てくる「敵に回避パターンが読まれていた」のにこの1番機は生き残った、ということなんだろうか???
みのり書房「VIFAM PERFECT MEMORY」-「RV COMBAT MANUAL」と照らし合わせてみると、大変面白い。

     

管理人へのMail

メールフォーム
※別窓が開きます。