用語

超光速航行

「超光速航行」という用語自体は「バイファム」の中には出てこないのだが、記。

地球とイプザーロン系の間には、43光年という距離がある。
言うまでもなく、光の速度で43年である。
ちなみに、1光年約9兆4608億キロである。
これを通常航行で行こうと思ったら、13人の子供達は地球にたどりつくまでに老人になってしまう(いや老人どころではないか…)
そこで、「超光速」すなわち「光よりも早い速度」で空間を移動しなければならない。
バイファム世界では、この「超光速航行」によって、地球-イプザーロン間を、片道6ヶ月で航行する、という設定になっている。

バイファム世界における「超光速航行」とは、一体どんなものを想定していたのか。

みのり書房発刊の「VIFAM PERFECT MEMORY」には、初期設定「グラドス」(「ジェイナス」決定前の設定)における超光速航法案「メッシュドライブ」が紹介されている。原理がよくわからないのでネット上で調べてみたのだが、この考え方につながる資料がまだ見つからず、結局どういうものなのかよくわからない…。
とにかく自艦を原点に宇宙をメッシュ状にして、なんコマ分すすめる、みたいな考え方らしい。距離/メッシュの余り分は科学推進(通常航行。超光速航行よりかなりかなり遅い)で補う。
新型艦はメッシュを細かく作ることができる。メッシュが細かければ細かいだけ、光速・亜光速航行できる割合が高くなる=かかる時間が短い=早い、ということらしい。
そのころの標準メッシュは1万キロメートル、ジェイナスは旧型艦にあたるので、メッシュは2万キロメートルという設定?
まああくまで企画段階での案なので、参考程度に。
もし子供達がククトに行かず、地球に帰っていたら、このあたりの設定が出てきたかもしれない。

それよりウラシマ効果が非常に気になる私。船内時間と地球時間が変わるわけである。子供達は親とほぼ同時に地球にいくわけだからいいが、行って帰ってきた軍人たちはどーなるのか…。いや、そもそも超光速自体が物理法則を無視することになるので、あまり考えなくてもいいのかも。
問題は超光速までの3ヶ月の加速時間。加速せず、一瞬で超光速に入れるなら物理法則は考えなくてもいいかもしれないが、限りなく光速に近づくまでの間は、この世の物理法則が適用されてしまう。光速に近づけば近づくだけ、船外と船内の時間の差は激しくなるような気がするので。。。ど、どうなんざましょ。
未だ勉強中。

     

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